先週の病気は、相変わらず 1.インフルエンザ 2.感染性胃腸炎 3. 溶連菌感染症 です。 インフルエンザは減りましたが、第1位です。
熱がちょっとでも出ると、インフルエンザ! と騒ぐ人が多いのですね。まあ頻度が高いので、あながち見当はずれとも言えませんが、インフルエンザばかりではありませんので要注意です。 ”溶連菌” というと驚く方がいますが、結構これも多いですよ。 感染性胃腸炎は、先ず吐き気からきますけど、溶連菌は、熱からが多いので紛らわしいんでしょうね。 でも喉を見ればハッキリと異常な赤さで、一目で疑わしいと判ります。 これは、100%では無いので、全部が一目で判る訳ではありませんが、ある程度の日数が経てば、正体を現して来る、という感じですね。まず、最初は、溶連菌らしさもあまり無いので、見ただけで区別はできません。 概ね、急速に高熱が出る方がインフルエンザらしいです。 後は簡単な検査で、決めますね。
川崎市で、今回、インフルエンザで入院した方は、36名で83%が子供と老人 という事です。子供と老人は弱いから仕方が無いですが、気をつけて下さいね。 そう言えば、今シーズン、インフルエンザで亡くなった方に、41歳のナースの方がいましたね。熱が出た翌日に脳症を起こしてしまったそうですが、41歳で未だお元気な年齢なので何が起こってそうなってしまったのか、とても気になります。 お気の毒な事でした。