ちょっと面白い事に、脳、内臓を含む体の中心部の体温はほぼ一定に保たれている、と医学書に書いてあります。しかし、これはどうやって測ってこのような事実があるって判ったのかしら? 不思議、不思議。
やはり次の行に、「しかし、実際上は測定が困難なので体の外側の温度を測定している」 と書いてあります。 一般的な測定場所は、脇の下、口の中、直腸 の3か所ですが、最近は鼓膜も使われる、と書いてあるのですが、鼓膜の温度を測っているつもりが、温度計の先が耳の穴の壁に向いていて、 (ちょっとずれてしまっていて) 耳の穴の壁の温度を測っているかもしれません。 脇の下の場合もずれてしまって、挟まっていない事もありますしね。今、私の所では、額で測りますが、1秒ですよ。便利です。 この体温計の写真を載せようとしたのですが、写真をとっても、ファイルに取り込まないとダメらしい。あー前途多難なり。
面白い事に、首、 食道? 鼠蹊部、 臍部(つまりオヘソです)??? 排出直後の尿 等でも測れると書いてあります。 尿で測るなんてねー。私も知りませんでした。 これらは、およその目安と思います。
日本では、慣習として、脇の下で測る事が多いのですが、日本の他、ロシア、ハンガリー、アジアの一部の国だけで、口の中で測る(体温計をくわえて測る)方がずっと多いらしいです。 映画で良く見かけますね。 何処で測っても構わないけれど、場所と道具と測り方を決めて、大体の基準値を知っておく方が良い、と書いてありますが、この基準値、つまり所謂平熱は案外難しいです。 子供は、暴れたり泣いたり食事をしたり、といった事で5分位変化があるので、これも目安と思った方が良いですね。 体温だけでも、いろんな研究があります。面白いものですね。