院長ブログBLOG

おむつカブレ

今日の医学会のトピックスに、アメリカ皮膚科学会からの、 「おむつかぶれを治すには」 という物が載っていたのでで紹介しますが、こんな常識的な事がどうして 「アメリカ皮膚科学会」 という大層な所からの意見として載るのか、ちょっと疑問に思いましたけど、一応紹介しますね。

まず、皮膚をできるだけ乾燥させて清潔な状態に保つ事が最前の方法である、と書いてありますが、これって常識では無いの?グチャグチャ濡れてては、皮膚がやられちゃいます。

皮膚の弱い乳児では、注意していてもおむつかぶれになる事があるが、適切に治療すれば3-4日で治癒する、となtっています。 これも常識的な事では無いかしらね。

予防と治療のヒントは

1.汚れたおむつはできるだけ早く交換する。  だって、オシッコやウンチが皮膚に付いたままでは、皮膚がやられちゃうに決まってるわよ。 かわいそうですね。

2. おむつで覆う皮膚の清拭には、水と柔らかな布、又はアルコールを含まない乳児用ウェットティッシュを使う。 酷い場合は、手で握ると中身が噴出するタイプのボトルに水を入れて、水圧で静かに洗浄する。 なるべく皮膚を乾燥させる為、出来るだけ長くおむつをしないでいさせる、だって。

しかし、水ではお尻が冷たいのではないでしょうか? 私ならお湯で綺麗にしてあげますけどね。それから、手で握ると水圧で中身が噴出するボトル、ってハンバーガー屋さんのケチャップやカラシの入れ物の事ですよ。 100均で売ってるそうです。 私なら、脱脂綿をお湯で緩やかに絞って、そっと、ヒタヒタと皮膚を綺麗にする、って書くけどね。

3.酷い場合は薬を塗る。

4.感染の可能性のある時は病院を受診する。

以上です。 これってわざわざ、アメリカ皮膚科学会 という名前で出す程の事とは思えなかったんですけどね。 私のこの欄でも以前書いていますけど同じでした。

 

  1. 又だね

  2. 12日の土曜日

  3. 大赤字だね

  4. 今年は喘息の方、ちょっと気を付けて

  5. お米の話

  6. 働き方改革

  7. 求む名案

  8. 医師が少ない地方

  9. 医師の偏在

  10. ネズミ対策

過去の院長ブログ
ページの先頭へ戻る