院長ブログBLOG

ご飯の問題と生活の問題

さて、日本人のご飯がおかしくなっている、その理由は、生活がおかしく (??) なっているからだ、という意見が出ています。ご飯と生活とは切っても切り離せない関係ですね。だってご飯は生活の一部ですものね。 まあ、ご飯がおかしくなっている、というか変って来ているんですね。 その訳は、生活が夜型になっているからなんですが、少子化も関係しているという説もあります。 以前のように子供の数が多いと、兄弟で過ごすので、子供には子供の世界があり、大人と子供の生活領域に堺があったんですが、最近のように子供の数が少ないと、 大人と子供の生活に差が無くなり、子供の生活が大人に取り込まれると書いてあります。 まあ、兄弟でケンカしたり遊んだりせず (だっていないんだものね) 親と一緒に過ごすというか、親が遊んでやらねばならない傾向はあるでしょうね。 私の子供も一人っ子でしたから、いつも一人で遊んでいました。 私が仕事ばかりしていたので、遊んでやることもできなくてかわいそうでしたね。 一人ぼっちでした。今思うと、本当にバカな事をしたと悔やむばかりで、出来る事ならもう一度やり直したいです。

さて、 私が子供の頃は、親が子供に向かって言う典型的な言葉は、「早く寝なさい」でしたね。そう言われると、子供達はシブシブ寝たものです。 兄弟一緒で部屋は一つ、ケンカしたりふざけたりしていて、その内に眠ってしまうのが典型的な日本人の家庭でしたかね。つまり親は親で何かしていて、子供には、「寝なさい」 と言っていたんですね。 すると、子供は寝た訳です。ところが最近は、そういう風にはいかなくて、子供も親も一緒、という生活になってきているので、 「寝なさい!」 ではなくて 「寝ましょう」 と言う具合になってきたんでしょう。

そんな訳で、現代の子供では、なんと11時過ぎまで起きてる子が増えたというデータがあります。 すると、朝は起きられないので、 朝起きてから朝食まで15分以内なんていう考えられない事態が起こり、当然、朝食が食べられない事になりますね。 食べても簡単な物ばかりとなり、 朝からお茶漬けなんてお子さんもいました。するとどんどん体内時計が狂って、ますます夜型になってしまうんです。 すると夜遅くに夜食を食べたりして、ますます夜型になり朝ご飯は食べられません。悪循環ですね。どこかで切り替えないといけないのですが、なかなか困難なようです。家族全員の生活を変えなければならないので、無理なようにも思います。どこかで、子供には睡眠の穴埋めも考えねばならないように思います。とても大きな家でしたら、子供は子供部屋で、離れて静かに眠る事も可能でしょうが、あまりそういう家は知りませんね。

また、ご飯の作り手の事を考えてみると、大体はママなんですけど、今や8割が働いているんですから生活も大変です。ご飯が自動的に出てくる訳ではないので、なるべく楽なように、カロリーも各々に合っていて、しかも健康的で、野菜も多く、 と要求ばかり多くても適えるのが難しいです。ここは、一つ頭を使って,楽に上手く食べる術を開発せねばなりません。 誰か、子供も大人も老人も健康になる食事の宅配の会社か何か作って下さいな。  TV の宣伝では、老人向けが多いから 、子供向けもやったらどうでしょうか。 そうすれば家族構成によって、自由に選べるので便利で健康的で、良い事ばかりでしょ。 食事を作る時間が節約できれば、それだけ早く眠れるようになると思います。 ちょっと、ここ 、私が食事の準備って本当に大変だと感じていたので 、個人的な意見も入っているんですけどね。 だって、買い物に行って、作るってとても大変なんですよ。何時間もかかりますし、エネルギーも要ります。今や勘弁して貰いたいという心境です。 それで食べるのはあっと言う間なんですよ。(本当はあっと言う間はいけないんですけど) 今の私は、イソイソと買い物に行ってお食事の支度をするのは、息子が帰って来る時だけですね。

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