今週の川崎市の子供の病気は、感染性胃腸炎、手足口病、が一位、2位ですが、3位は混戦模様です。
3種類の病気が同率で、 RSウィルス、溶連菌、突発性発疹、 の3つです。
RS は小さい子供、特に1歳以下、小さければ小さいほど危険で、約3割が気管支炎、肺炎となってしまいますので要注意です。しかし、最近、この病気を恐れるあまり3歳、4歳のお子さんで、保育園や幼稚園に通っていると、保母さん等が、 「RSの検査をしてきて下さい」 と検査を指示するので問題です。3歳とか4歳では只の鼻かぜですから、検査は不要です。感染しないように、いつも手を洗う等の注意は RS でも何でもみな同じですしね。
検査は、診察した医師が、必要を認めたらやるものですから、保母さんの指示は困ります。
園内で感染すると、園の責任問題となるので神経を使うのかもしれませんが、必要も無いのに検査する場合は、保険が使えませんので、自費で払わなければなりません。 しかし、そういうといかにも不親切なようで困ります。 インフルエンザの時もこれが問題です。 ご両親は、そう言われたから、何の問題も無いと思って来るのに、ダメですなんて言われると困ってしまいますね。 こちらも困ります。不要な検査は、保険では払ってくれませんし、いきなりダメです、というのもどうかと思いますし、あちらの小児科ではやってくれた、となるとまた困った問題が生じます。
要は、生半可な知識で検査を指示しないで、ということです。 我々は、ちょっと、困っていますよ。