この処、どういう訳かオタフク風邪がやや多いなー、と思っていたらやはり厚労省からも5年ぶりに多い発生と報告されました。ワクチンの接種率が低く、4-5年間隔で流行しているそうです。それに伴い、髄膜炎も増えています。 特徴は頭痛と吐き気ですが、あまり重症にはならないので、安静にしていれば治るお子さんが多いですね。
このオタフクという病気は、あまり特徴がはっきりしないので、酷くないとバッチリ診断できないのですが、まあ、耳の下が腫れて痛かったらオタフクかな? と思って下さい。ワクチンの効果も100%でないので余計に紛らわしいですね。
今年は5月頃から流行し始め、3-7歳に多いとの事です。ハッキリ判らない場合は、免疫ができたかどうか血液検査をすれば確かですが、少し血を取らねばなりません。今では、針も進歩していますので、ちょっとチクンとするだけですけど、お子さんですから精神的に痛いですかね。私は採血は上手な方ですが、お子さんが動くと厳しいですね。抑えるだけでも泣いちゃうし、やはりあまり取りたくないですね。でもこの免疫ができたかどうかというのが、医学的に100%確かな診断なんです。