院長ブログBLOG

イクメン の勧め

アメリカの小児科学会から、小児科医はパパに ”イクメン処方箋” を出すよう勧告だって!

いったいどういう意味かと不思議に思いましたが、小児科医は父親との対話を心掛け、育児への関わりを働きかけるようにだって。 これがイクメン処方箋と呼ばれるらしいです。アメリカでは、不況や社会情勢の変化によって(シングルファーザーの増加等)子供と家で過ごす男性が増えているそうで、不況にも多少の良い面はあったんですね。子供にとっては、父親ならではの関わりが良い影響を与えるようですよ。

まず、父親との関わりは、興奮度が高く、活気にあふれている。 父親とのハチャメチャな関わりで子供は危険の範囲を知る。 との事ですから、母親より多少乱暴な遊び方なので、それが役に立つのでしょうか。 父親は活動的な遊び方、母親は静かな遊び方、と差があって各々価値があるんでしょうね。そう言えば、我子も小さい時、怪獣ごっこ なんかやってたわね。 私は見てるだけでも疲れるって感じでしたけど。

又、父親は幼児に対し、言語発達を促す新しい言葉で話そうとするんだって。 母親は何時までも赤ちゃん扱いするのに父親は少し大人扱いをするのかしらね。 3歳の時の父親との話し方でその後の言語発達を予測できる、という面白い意見が載っていました。いろんな意見がありますね。それでは母親との話し方は関係無いと言えるのか? と疑問が湧きますけど、大体、3歳位になればお話しも上手になるから、将来的な見通しも立つんじゃないでしょうか。どうして父親って限定出来るのか多少疑問なり。

それから、父親と充分な関わりがあった方が思春期になってからのいろんなリスクが少ないんですって。父親って大事なんですね。 でもやはり母親と父親、バランス良く協力して子供に対処するのがあるべき姿ですね。 人生、そう全てうまく行くとも限りませんけど、父親の皆さん、努力して下さいよ。 私も処方箋に、”もっと子供と遊んで下さい” なんて書いて出してみようかね。 只だし。でもビックリしちゃいますよねー。 「何ですか? これ」って言われそうです。

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