土曜日の2番目のお話しは、魚のアレルギーについてでした。 魚のアレルギー、と言うと直ぐ青魚を食べて蕁麻疹、と思い浮かべる人が多いでしょうけど、これはアレルギーとは言えないそうです。 魚に多く含まれているヒスタミンの作用だそうですよ。ビックリしたでしょう!
さて、私は、患者さんで、いろんな種類の魚にアレルギーと言う方がいたので、本当にそういう事があるのだろうか、と疑問に思いましたが、実は魚の分類というのは発生学によってではなく、見た目によるので、分類上はかなり違っている (見た目が違っている) と思っても、成分が似ているのでいろんな種類の魚に反応し、アレルギーと感じる事があるそうですよ。 もともと、魚の蛋白質は、成分の50-90%が同一なのでなおさらとの事でした。アレルギーの患者さんが多い魚は、鮭、タラ、鯛、だそうですが、実はこれは全部白身の魚だって! 鮭って本当は白身魚なんだそうですが、白身にアスタキサンチンという物質が加わって赤く見えるんだそうです。 勉強になりました。このお話をした先生は、趣味で魚のアレルギーの研究をしたら、他に魚アレルギーの専門家がいないので第1人者になったようです。とても面白かったのは、留学して、 パーティの時、何を飲むのか聞かれて、 スーパーライト (ビールの)と言ったら何度も確認された挙句来たのは スプライト だったんだって。こういう事は、おかしいから直ぐ覚えるわね。