院長ブログBLOG

先週の病気

先週の病気                                       2014.4.18

先週のトップ3は、感染性胃腸炎、インフルエンザ、 溶連菌 でした。 感染性胃腸炎は、昔は11月の病気だったのですが、今では一年中のさばっていますね。 どうしてか判りませんが、ウィルスの性質が変わってきているのかもしれません。 人間の方は、20-30年ではあまり変わりませんので、ウィルス、もしくは気候の所為も多少あるかと思います。 ウィルスや菌には、好きな温度、湿度という好きな環境がありますので、気候の影響もあるかという訳です。

例えば、熱帯地方は、病気が少し違います。 エボラ出血熱なんて、日本にはありませんよね。 日本脳炎 も、ウィルスを持っている蚊に刺されると感染するのですが、以前は台湾、九州南部が中心でした。、今は川崎市でもあります。 これからは、温暖化で東北にも広がって行きそうな気配です。

感染性胃腸炎は、吐いたり、下痢したりするので、脱水が問題です。お子さん達がグンニャリして元気が無くなってしまいます。それは、植物が水枯れになるのと同じ原理ですから、点滴すると元気になりますが、やたらすれば良いという訳ではありません。 尿の検査をして、代謝の異常を確認し、ある程度の脱水症状を認めれば、点滴をします。 お子さんが小さいと結構大変です。そこで、尿の検査がありますから、尿の取れるお子さんは、診察前にしてしまわないでね。 小児科では、患者さんの尿は貴重品なんです。

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