先週、川崎市で多かったのは、1. 感染性胃腸炎、 2.溶連菌、3.水ぼうそう、とリンゴホッペ病 となっています。 水ぼうそうとリンゴホッペ病は、同数ですね。
しかし、この ”感染性胃腸炎” というノロウィルスのお仲間は、いつでも上位にいて驚くべき物がありますね。この感染力の強さは凄いです。 気候の所為か、何時でも多いですね。昔は、11月から多くなって、春頃までと決まっていたのですが、今や一年中いなくなりません。 どこにどのようにして潜んでいるのか、判りませんがしぶとい感じです。 ほんの2-3個のウィルスで感染すると言われていますので、油断できません。
吐いた物をかたずける時、手について、口から入るのですから、始末する時気を付けて、ハイターを薄めた物で拭くと良いそうです。 でも、小さいお子さんがいるお宅では、ハイターの始末にも気を付けて下さい。くれぐれも、目に入ったりしないようにして下さいね。 いろいろと面倒ですが、病気は罹らないのが一番です。
私の所では、リンゴホッペ病より、オタフクの方がやや多いですね。生田近辺では、 未だオタフクが流行っているように思います。 このオタフクという病気は漠然とした症状で、なかなか100%確かな診断ができないのですが、耳の下が腫れて、物を食べる時に痛いと言うのが特徴です。 片方が腫れ、少し遅れてもう一方が腫れますが、片方だけという人もいますよ。 罹った記憶も無いのに免疫がある人もいるし、腫れたけど免疫が出来なかったという人もいて紛糾しますね。菌が入って腫れるカースもあり、疑わしい場合は、抗体の検査をして下さい。ちょっとチクッとしますが、採血して検査に出せば、免疫ができたかどうか、絶対に確かな結果が判りますからこれが一番です。