院長ブログBLOG

環境化学物質

ちょっと難しい話です。赤ちゃんでも大人でも、環境、つまりこの地球の空気の中にあり否応なく吸ってしまったりする物、 有名なダイオキシンや最近有名になった PN 2.5 等の話です。

これは私が研究している訳ではありませんので、学会で聞いてきた話なんですが、化学工場等から出た化学物質は、煙となって空中へでて行きます。 それは、雨に混じって地上に降り注ぎます。 牧場の牛が濡れた草を食べ、ダイオキシンを含んだ牛乳を出しますので人間はそれを飲みます。野菜も同じです。 魚も海に注いだダイオキシンで汚染されているので、食べている人間がダイオキシンを含む体になって行くと言う事です。今や、ダイオキシン無しで暮らすのは難しいですね。 さて、人類はというと、臍帯血の100%がダイオキシンをふくんでいます。つまり赤ちゃんもダイオキシンで汚染されてきているようですが、病気としては目立った物はでていません、でも、これが蓄積していくと困った事になりそうです。

まだ決定ではありませんが、メチル水銀(マグロに多い)と自閉症関連があるという論文がでています。どちらにしろあまり良い事ではないですね。このメチル水銀は、海水に含まれているので、その中で育つ小魚に入り、小魚を食べる中魚に入り最後に中魚を食べるマグロのような大型の魚に溜まってしまうのです。このメチル水銀は ADHD という、注意散漫で多動な子供と間系があるのではないか・と疑われています。

また、 PN2.5 は自閉症と関係があるかもしれないようです。こういう事はいろんな研究が出て、いろんな意見が出て、やっと決まるのでまだまだなんですが、綺麗な空気を失うと言う事は大変な事なんですね。酷く汚染されてからでは取り消しができませんので、綺麗な地球でいて欲しいのですが、なかなか、上手く行きませんね。

親になったら、化学の知識も常識程度は必要みたいです。

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