院長ブログBLOG

育児の新しい問題

さーて、新しい問題がいろいろ生じてきました。

まず、第一に赤ちゃんが小さくなった、と言う事です。 私も”小さく産んで大きく育てる” という言葉を知っていますが、どうもこれは良くないようです。 この30年間で、赤ちゃんは、平均で200g 小さくなりました。 私の200gは大したこと無いのですが、赤ちゃんでは、影響は大きいですね。 全体が3000g位ですから、6% の減少です。

そして、赤ちゃん全体から見ると、2500g 以下の赤ちゃんは10人に一人です。 これは、外国に比べてもかなり多いのですが、どういったママから小さい赤ちゃんが生まれるのでしょうか?

まず、痩せたママからですね。 もともと、痩せた方で、妊娠中の体重増加が、7 キロ以下だと小さい赤ちゃんが生まれやすいです。(当たり前ですが) そして、その根底には、痩せている方がキレイだと信じて妊娠中もダイエットをする方が多いという社会的背景がありますね。 妊娠中も、ダイエットしている方は、全体の35%にも上るのです。

何故妊娠中もダイエットするのでしょうか?

1.妊婦らしいファッションがイヤ

2.妊娠後すぐ元の体型に戻りたい

3.妊娠線を残したくない

4.出産後の肥満を予防したい

5.胎児が多きすぎない方がお産が楽

こういう所だそうです。  学会でも、”ビマジョ” という言葉が出ました。 みんなビマジョになりたいのかしら? 何のために? ファッションモデルや芸能人は、それで良いのだと思いますが、並みの人は魔女なんかには向いていないのでは? まともが良いと思いますけど。だって、外見で勝負する職業でも無いし、もてはやされたいのかしら? (ここは、少々、旦那方の努力を要す。 外国映画みたいに、もっと奥さんにマメにお愛想を言った方が良いのでは? )

どうも、痩せてる方が好ましいという風潮はかなり広まっているようです。 ポッチャリは流行らないみたいですね。 中学から高校にかけて、太っていないのに痩せたいという女の子はとても多くなります。  ガリガリのすごく痩せた人が美しいと思っているようですが、どうしてかしら? テレビでもダイエットの宣伝ばかりですから、日本中が痩せたがっているようです。不思議です。(私は、少々肥満なので痩せたいのですが、お酒は一滴も飲まず、甘い物はいくらでも食べるので、痩せたいと言ってもムリムリと笑われています。)

 

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